2016年8月14日日曜日

TeamCityへのNuGetのBuild Step追加手順

概要

特定のプロジェクトに対して、 NuGetのBuild Stepを追加するまでの手順。
Visual Studio によるアプリ開発では、NuGetによるパッケージの更新が前提になっているケースが多々あるが、TeamCityでは、デフォルトでNuGetが使えるようになっていない。

ツールの追加

NuGet のBuild Step を実行するために、先にTeamCityサーバ側で設定が必要になる。
(既に設定済であれば、不要)

  1. TeamCity サーバのページを開き、管理者ユーザでログイン

  1. ログイン後、右上の「Administration」をクリック

  1. 管理者用の画面に遷移するので、左側のメニューの「Tools」をクリック

  1. 「Install Tool」ボタンをクリック

  1. 開いた画面で、「NuGet.exe」を選択

  1. バージョンを選択するコンボボックスから、バージョンを選択

  1. 「Add」ボタンをクリック

これで、NuGet.exe が、インストールされる。

NuGet 向けのBuild Step の追加

NuGetの実行が必要なProjectに対して、NuGetを実行するBuild Stepを追加する。

  1. 左上の「Projects」をクリックし、プロジェクトの一覧に移動する

  1. NuGet の パッケージ更新が必要な任意のプロジェクトの、右側の下三角マークをクリック
  2. 開いたメニューで、「Edit Settings」をクリック

  1. 遷移した画面の右側の領域内で、Build Configuration の行をクリック

  1. 設定画面に遷移するので、左側のメニューから、Build Step を選択

  1. 「Add Build Step」ボタンをクリック

  1. Build Step の新規追加画面に遷移する

Build Step の設定

NuGetを実行して、パッケージを更新するBuild Stepの設定。

  1. Runner Type として、「NuGet Installer」を選択

  1. Step Name は任意に入力

  1. Path To Solution File には、対象となるソリューションファイルを指定する。一番右側のボタンをクリックし、対象の.slnファイルを選択
  1. 「Save」をクリック

これで、新規に、Build Stepが追加される

※新規に追加されたBuild Step は、最後に追加されてしまうので、必要に応じて、「Reorder Build Step」ボタンをクリックして、Build Step の実行順序を調整すること。

以上。

0 件のコメント:

コメントを投稿