2016年8月15日月曜日

TeamCity での ASP.NET MVC ビルド・デプロイの設定(pubxmlファイルを使ったデプロイ)

概要

TeamCity での、ASP.NET MVC のプロジェクトをデプロイするBuild Stepを作る手順。パブリッシュプロファイル(.pubxml)ファイルを使用。
※以下手順、Azureへのデプロイでは確認済。他環境でも(多分)上手くいくとは思う。。

前提条件

  • NuGetの設定が終わっていること。ASP.NET MVC を使用するプロジェクトでは、大体NuGet を使用していると思われるため、先にその設定を行っておく。手順はこちらの投稿に記載。
  • .publixml ファイルが存在すること。このファイルは、Visual Studio からWebサイトの発行を行うと、「Properties\PublishProfiles」あたりに作成されるはず。
  • BuildAgent に Visual Studio がインストールされている。(Web Express でOK)

手順

  1. TeamCity サーバへアクセスし、管理者としてログイン

  1. 左上の「Projects」をクリックし、設定を変更したいプロジェクトの、右側の「下三角」ボタンをクリックする

  1. 開いたメニューで「Edit Settings」をクリック

  1. 対象のBuild Configuration の行をクリック

  1. 左側のメニューの「Build Steps」をクリック

  1. 開いたメニューで「Add Build Step」ボタンをクリック(あるいは、既存のBuild Step の「Edit」リンクをクリック)

  1. Runner type: として、「MSBuild」を選択

  1. Build file path に、ソリューションファイル名を選択
※右側のボタンをクリックで、接続しているバージョン管理システムから、ファイルを選べる

  1. Build Target を “Rebuild” に設定

  1. Command line parameters に、以下のパラメータを入力(“{}”で囲まれた部分は、実際の値に置き換える)
   /p:DeployOnBuild=true
   /p:PublishProfile={pubxmlファイルの拡張子を除いたファイル名*1}
   /p:Password={デプロイ先のパスワード}

*1 補足:ファイル名が「hogehoge.pubxml」である場合は、「/p:PublishProfile=hogehoge」 と設定する。

  1. 「Save」ボタンをクリックして、BuildStepを保存


上記で追加したBuildStepで、Visual Studio がインストールされているBuild Agentであれば、上記でデプロイまで実施できる。

補足:Azureのデプロイ情報の取得はこっちに投稿。

以上。

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